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フッ素

歯の表面では、食後2〜3分でプラークのph(ペーハー)は酸性に傾き脱灰がはじまります。この脱灰の時間が長くつづいたり、酸性度が強いほどムシ歯の危険度が増加します。

唾液の力によって約20〜40分間でプラーク中のphが上昇し、再石灰化がはじまります。脱灰によって歯から唾液中に溶け出したカルシウムイオンやリン酸イオンは、再石灰化によって再び歯にとりもどされます。

この時、フッ素イオンもいっしょに歯にとりこむことができると歯質はフルオロアパタイトという硬く強い結晶構造を作り、酸によって溶かされにくい丈夫で健康な歯になります。

1日3度の食事と1-2回の間食程度(上図)ではむし歯は簡単にはできません 1日に何個となくアメをなめたり砂糖入コーヒーを何度も飲んだりする生活ではトータルの脱灰時間が長く、歯から流れ出すカルシウムの量が再石灰化の量を上回ってしまいむし歯の危険が増加します。寝る前の飲食は最も危険です。寝ている間は唾液の分泌が低下するので、再石灰化の力がうまく働かないためです。
予防方法
  • 一日にとる砂糖の量ではなく回数を制限する。
  • アメやガムを頻繁に食べたり、ジュースを何回にもわけて少しずつ飲んだりしない。
  • 甘いものを食べたり、ジュースを飲むときはできるだけ1度に食べたり飲んだりする。
  • どうしてもアメやガムをやめられない人はシュガーレスのものを選ぶ。
  • 甘いものを食べるたびに歯みがきをしても予防の効果はあまりないので、歯みがきの効果を過信しない。
  • もちろん酸を作り出す細菌の絶対量を減らすため歯みがきをする。
  • フッ素などにより酸に溶けにくい歯を作る。